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直接パントマイム/マイムを扱っていない書籍にも、参考になるもの、面白いものはたくさんあります。特に、芸術(演劇・舞踊など)/芸能(伝統芸能、大道芸など)の分野は、ときどき書店でチェックしてみるとよいかもしれません。

そんな書籍の中から、筆者手持ちのものをいくつか。

(※ 価格は購入当時のもので、現在は改訂されている可能性があります。表示は原則として税抜き。
また、William Nakamura さんの http://www.pantomime.org/pages/mime_book.html にも書籍情報が掲載されています。ぜひご参考に)



■ その他の書籍


『アジアの大道芸人』
著者:西日本新聞社
発行:西日本新聞社
初版:1997.09.23
ISBN:4-8167-0448-5
価格:\1600
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西日本新聞に連載されたルポ。パワフルというか、胡散臭さ全開というか・・・。
インド、台湾、タイ、韓国とレポートがあるのだけど、圧巻はやはりインド。1週間自転車に乗り続ける芸ってのは、何なんだろう? これが芸として成立しちゃうところに圧倒される。

三省堂の『〜ハンドブック』
著者:--
発行:三省堂
初版:--
ISBN:--
価格:--
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日本の古典芸能をハンディにまとめたシリーズです。能、狂言、文楽、歌舞伎とそろっています。
リファレンスとして重宝します。演目のほかに、歴史全般、舞台や道具類の解説、用語集、書籍情報など熟読すれば通り一遍のことは分かろうというもの。
入門編としては、手に入りやすいこともあるんで、この辺から入るのがよいのだろうと思います。僕もまだまだ入門者なんで、これ以上のことは言えないのですが・・・。

『実技 日本舞踊の基礎』
著者:花柳 千代
発行:東京書籍
初版:1981.01.29
ISBN:4-487-74521-7
価格:\3,796
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日本舞踊の立ち居振る舞いから何から解説された本です。写真と図版が実に豊富です。
ここに解説されていることは、日本舞踊というだけでなく日本式の身のこなし全般に通じるもので、日常生活にも役立つことでしょう。
それと、立ち回りなんかが解説されているのも、楽しい。

『京劇鑑賞完全マニュアル』
著者:趙 暁群、向田 和弘
発行:好文出版
初版:1998.02.25
ISBN:4-87220-022-75
価格:\1,700
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日本で現在出版されている唯一の京劇解説書。
京劇の基本事項(歴史、用語、楽器などについて)と、演目の解説が中心です。
京劇の解説書としては『京劇読本』(朝日新聞社編)というのもあるのですが、1956.05.25発行で、すでに絶版。

『アジア演劇の原風景』
著者:宮尾 慈良
発行:三一書房
初版:1998.03.31
ISBN:4-380-98213-0
価格:\2,300
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アジアの伝承芸能に関するレポートと考察。
まだ、ざっと眺めただけです。
ただ、アジアの芸能/芸術に関しては知らないことが多いので、勉強せんといかんと思っている次第です。

『図説 庶民芸能 - 江戸の見せ物』
著者:古河 三樹
発行:雄山閣出版
初版:新装版 - 1993.04.20
ISBN:4-639-00131-2
価格:\2,796
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江戸から明治にいたる「見せ物」にどんなものがあったのかを、豊富な図版を用いて紹介。
馬の尻から入って、口から出てくる芸というのがあったそうだけど、これは一度見てみたい。
研究書的な本ですが、胡散臭い系/お笑い系の見せ物小屋についてもちょっと言及されていたりで、面白いです。

『舞踊の始原』
著者:石黒 節子
発行:三一書房
初版:1997.05.15
ISBN:4-380-97229-1
価格:\2,500
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インドには、『ナーティヤ・シャーストラ』という舞踊や演劇の聖典があります。これを軸に、現代舞踊の根元をめぐる考察をしたのがこの本。
インド舞踊というのも、パントマイム的な要素が多いようです。僕はあまり見たことがないので、詳しいことは言えないんですけど。
カタックダンス(というのがあるのです)に関する言及や、『ナーティヤ・シャーストラ』の大まかなところも載っています。







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